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【ユーザーインタビュー】ほこママさん「自分の作ったお料理を喜んでくれる人がいることが、最大のモチベーション」

いつも素敵なお料理を作られている『ほこママさん』にユーザーインタビューをさせて頂きました!
更新日:2017年05月06日

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今日の献立発見サイト「ColorDining」編集部がお届けする、食に関する情報ページです。

【プロフィール】
東京都にお住まいの『ほこママ』さん。
2014年3月3日にご入籍され、現在旦那様とポメラニアンの「ほこり」ちゃんと3人暮らしをされています。

ほこママさんプロフィールページはこちら☆
https://colordining.jp/user/hokoridustpride
 

「美味しい」と喜んでくれる人の笑顔を見るのが好きなんです。

 

—いつも素敵なお料理を作られているほこママさんですが、そもそも「お料理をする様になったきっかけ」は何だったのでしょうか?
 



 

両親が共働きで忙しく、高校生の頃に母から「お弁当を自分で作りなさい」と言われたんです。

高校生なのでお金もないですし、買って食べるわけにもいかず「自分で作らないとお昼ご飯を食べられない」という状況におかれたんですね。

そうすると、朝眠いけれど意地でも作らないといけなくなる。

15歳くらいでその状況におかれたというのが、お料理をする様になったきっかけですね。

 

—どの様にしてお料理を学んだのですか?
 

今まで一度もお料理教室等には通った事がなく、母がお料理をするところを見ていたので、なんとなく「卵焼きはこうかな」とか「唐揚げはこうかな」とか、自分なり に見よう見まねで作っていました。

今もそうですが、基本的にお料理は目分量です(笑)

それから、いかに時短で作ってサッと学校に行くかが毎朝の勝負だったので、そこで段取りやスピードが身に付きましたね。

これは今も活きていると思います。

 

—その後どの様な経緯でお料理が得意になっていったのでしょうか?
 

高校生の頃、隣りの席の女の子がご飯を食べるのが大好きな子だったんですね。

最初は嫌々お弁当を作っていたのですが、その子が私のお弁当を「美味しそう~!」と覗き込んで来て、毎日「今日はおかず何?」「明日は何にするの?」と聞いて来たりするので、「これは手を抜けないな」となって。

喜んで食べてくれるので、時にはその子と自分用にお弁当を2つ作ったりしていました。

自分が人の役に立った、というのが当時とっても嬉しかったですね。

 

これは夫とお弁当を持ってピクニックをした時の写真ですが、お弁当を作るのは今でも好きです。



 

—自分のお料理をお友達に喜んでもらえた、というのがお料理を好きになった理由として大きそうですね。
 

はい。大学に入ってからは親元を離れて一人暮らしをしていたのですが、よくお友達がご飯を食べに家に来ていました。

人にご飯を作ってあげて「美味しい」と言って喜んでくれる顏を見るのが好きなんだと思います。

 

—盛りつけやテーブルコーディネートもとても素敵ですが、こちらも自己流でしょうか?
 



 

自己流ですが、盛りつけに興味を持つきっかけになった出来事があるんです。

社会人になってすぐに社長秘書の様な事をしていたのですが、

社長がグルメな人だったので、会食のセッティングの度に私が高級料理店を色々調べて予約を取ったりしていたんですね。

「先日は鉄板焼きだったから、今度は懐石料理にしてみよう」と、変化をつける様にもしていました。

そんな中、有名な料亭に連れて行って頂く機会があって、そこで初めて『目でも楽しめる料理』というものを知ったんです。

 

その当時、家で使っていた食器はキャラクターものやファンシーなものだったんですが、「料亭だと、黒い器にお花が添えてあって、わさびがここにあって・・・」と少しずつ盛りつけをマネする様になったんです。

そうするとスーパーで買って来たお刺身なんかも、とっても高級に見える。

スーパーのお惣菜なんかも、綺麗にお皿に盛りつけるだけで手の込んだお料理に見える。

そこから盛りつけについて色々調べる様になって、和食にも基本的なルールがあることを知りました。

 

—例えばどんなルールでしょうか?
 

例えば、焼き魚をお皿に盛りつける場合。

頭を左向きにするのは鉄則で、大根おろし等を添える位置も右側の手前と決まっています。

それは、お魚の身をほぐしてから大根おろしを取る場合、右利きの人であれば動作として右手前にあるのが効率がいいからです。

また、日本では「左上位」といって、左側をメインとするマナーがあるためです。



 

「1つ1つちゃんと理由があったんだ!」という気付きがあり、それからは外食をする時に「何でこの食材がお皿のここにあるんだろう?」と考えながら食べる様になりました。

味は食べないと分からないけど、見た目はすぐに五感に影響します。

「美味しそう」とか「綺麗」とか。

インスタグラムでも写真で「美味しそう!」と判断しますよね。

マネできるとしたら、最初は見た目だと思います。

 

—お料理を頑張る意味と言いますか、モチベーションを保つ秘訣は何かあるのでしょうか?
 

うちの夫は、私が何を作っても喜んでくれるんです。

やはり『喜んでくれる人がいる事』が最大のモチベーションですね。

夫が私のお料理の写真を撮ってブログにアップする様になって、それが良い意味でプレッシャーで「挑んでやろう」という気になって、より頑張る様になりました。

 

(旦那様が管理されている「妻の料理ブログ」)
http://tumanoryouri.blogspot.jp/
 

1人で夜ご飯を食べる時はパパッっと出来る簡単な物しか作らないですよ。

自分1人だったら毎日続けられないです。

 

—どのお写真を拝見しても美味しそうなのですが、得意料理は何でしょうか?
 

そうですね・・・特に得意だと思っているものは無いのですが、夫はイモが好きなのでイギリスの伝統料理の『シェパーズパイ』は特に喜んでくれますね。

パーティーで出してもお友達にも好評なのでオススメですよ。

(「何でもまんべんなく美味しいです」と横で旦那様が)



 

—これからチャレンジしてみたいお料理はありますか?
 

お魚を一匹買って来て下ろしてみたいです。

旅行の帰りに道の駅に寄るのが好きなんですが、美味しいそうなお魚が売っていても結局下ろせないしな・・・と諦めてしまっていたので。

お料理の幅も広がりそうなので、是非チャレンジしてみたいです。

 

お気に入りのお料理グッズ

 

—様々な種類の食器をお持ちだと思うのですが、特にお気に入りの食器を教えて下さい。
 

特にこれといったブランドなどはないのですが、気に入っている食器は沢山あります。

その中でも、旅行に行った時にお土産で買って来た器は特に気に入っています。

旅行に行った時に器屋さんには必ず寄る様にしているんです。



真ん中にある朱色のお皿は、ハネムーンでいったフランスのアルザスで買って来たコウノトリの器で、チーズやちょっとしたサラダ等を載せたりするのに使っています。



(2枚上の写真)右側の真ん中にある赤い器は、軽井沢で買って来たお皿なのですが、作家の女性がすごく個性的だったな〜ということも想い出したりします。

これはカレーを盛りつける時に使ったりしています。



旅行で何かおみやげを買って来ても、タンスの肥やしになってしまうのではもったいないなと思うんです。

食器なら毎日使うものなので、特に食事中に毎回言葉に出すわけではありませんが、自分の中で「これはあそこで買ったお皿だな。こんなことがあったな」と連鎖的に思い出したりしています。

 

また、旅行に行った時に毎回食器をどこかで買って来る、と決めておくと旅のルートも決めやすくなったり、更に旅の楽しみが出来たりもします。

 

—読者の方にオススメする、お気に入りのお料理アイテムを教えて下さい。
 

1つ目は、WMFというブランドの『圧力鍋』です。

ちょっと良いお値段したのですが、時間も短縮されてその時間で一品多くお料理が作れる様になりました。

お料理をコトコト煮込んでいるところを見ているのも好きだったのですが、時間が短くすむのはやっぱり便利ですね(笑)

 

2つ目は『寿司桶』です。

寿司桶で酢飯を作って、そのままちらし寿司にしてもいいですし、いなり寿司を作って詰めても見栄えがいいですよ。



寿司桶が余分な水分を吸ってくれるので、食材が傷むのを防いでくれる効果もあります。



 

3つ目は『蓋付きのお椀』です。

蓋を開けた瞬間、美味しそうな食材が見えてフワッと香りが広がって、視覚と嗅覚を同時に刺激してくれるので、蓋を開ける楽しみがありますよね。

これは岩手県の伝統工芸品で、安比塗り(あっぴぬり)のお椀です。



夫が岩手県出身というのもあって、広尾の器屋さんで一目惚れして即購入しました。

 

お正月に岩手風のお雑煮を作ってみたのですが、岩手のお雑煮はいくらがのっているんですよ。豪華ですよね。



 

4つ目は『シンプルな黒いお皿』です。

インスタグラムでもスレートプレートが流行っていますよね。

この黒いお皿は修善寺に行った時に買って来たものですが、大活躍しています。



パパッと作った物や、スーパーのお惣菜などを盛りつけても美味しそうに見えますよ(笑)



 

5つ目は『ランチョンマット』です。

ランチョンマットは簡単に変えられて、それだけでも雰囲気がガラッと変わるので、コーディネート初心者さんにとてもオススメのアイテムです。

お料理の好き嫌いに関わらず誰でもマネ出来ますよね。

私はその日の気分やお料理に合わせてランチョンマットを変えるので、沢山持っていますよ。



 

6つ目は『箸置き』です。

季節で遊べる箸置きがオススメです。



 

インタビューまとめ

 

「美味しい」と喜んでくれる人の笑顔を見るのが好き、と仰るほこママさん。

自分1人の為には頑張れない、という言葉に深く共感してしまいました。

何でも「美味しい」と言って笑顔でご飯を食べてくれて、ブログまで開設してしまう旦那様もとっても素敵ですよね!

家族の「美味しい」という一言で、また頑張ろうと思えるのですから、「美味しい」は魔法の言葉ですね♪

 

ほこママさんファミリーの皆様(お腹にもう1人ファミリーが・・・♡)、撮影にもご協力頂きありがとうございました!



 

読者の皆様、参考になる部分があれば是非取り入れてみて下さいね♪

皆様のお料理作りが、更に楽しいものになりますように♡

 

Have a happy Dining!

 

次のインタビューは貴女かも?
食卓投稿はこちらから♪

https://colordining.jp/dining/post

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